レーシック治療に関するよくある質問(FAQ)
治療の基本・適応について
Q. レーシックとはどのような手術ですか?
A. レーザー(エキシマレーザー)を角膜に照射し、角膜のカーブ(屈折力)を調整することで、近視・乱視・遠視を矯正し、裸眼視力を回復させる視力回復手術です。主に角膜の表面に薄いフタ(フラップ)を作成して行います。
Q. 誰でもレーシックを受けられますか?
A. すべての方が受けられるわけではありません。適応となるには、以下の主な条件を満たす必要があります。
Q. レーシックとはどのような手術ですか?
A. レーザー(エキシマレーザー)を角膜に照射し、角膜のカーブ(屈折力)を調整することで、近視・乱視・遠視を矯正し、裸眼視力を回復させる視力回復手術です。主に角膜の表面に薄いフタ(フラップ)を作成して行います。
Q. 誰でもレーシックを受けられますか?
A. すべての方が受けられるわけではありません。適応となるには、以下の主な条件を満たす必要があります。
- 18歳以上であること(近視の度数が安定している必要があるため)。
- 過去1年以上、視力(近視、乱視の度数)が安定していること。
- 角膜の厚さが十分にあること(削る量を差し引いても安全な厚さが残るか)。
- 白内障、緑内障、重度のドライアイなどの眼の病気がないこと。 最終的な判断は、術前の適応検査で詳しく行います。
Q. 年齢制限はありますか?
A. 下限は18歳が目安です(未成年の方は親権者の同意が必要です)。上限は特に定められていませんが、40歳以降は老眼(老視)の影響を考慮する必要があります。また、60歳以上で白内障などの目の病気がある場合は、そちらの治療が優先されることがあります。
Q. 乱視や遠視も治せますか?
A. はい、レーシックは近視・乱視・遠視のすべてを矯正対象としています。角膜の形状をオーダーメイドで調整するため、乱視の強い方にも高い矯正効果が期待できます。
痛み・手術時間について
Q. 手術中に痛みはありますか?
A. 手術前に点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を使用するため、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。目を固定する器具を装着する際に、多少の圧迫感を感じる方はいます。
Q. 手術時間はどれくらいですか?
A. 実際にレーザーを照射している時間は数十秒程度です。フラップの作成から洗浄まで含めても、両眼で10分〜20分程度で完了する非常に短い手術です。
Q. 術後の痛みや異物感はありますか?
A. 麻酔が切れた後、数時間(4〜5時間程度)は、目がゴロゴロする、しみる、涙が出るといった異物感や軽度の痛みを感じる場合があります。これはレーザーで角膜表面が一時的に傷ついているためですが、通常は翌日にはほとんど治まります。
術後の生活・リスクについて
Q. 視力はいつ回復しますか?
A. 非常に早く回復するのがレーシックの特徴です。手術直後から視力が上がり始め、多くの方は手術翌日には裸眼で生活できるほどの視力が得られます。視力が完全に安定するまでには個人差がありますが、数週間から数ヵ月程度かかることがあります。
Q. ドライアイになりますか?
A. 手術で角膜にフラップを作成する際、角膜の知覚神経が一時的に切断されるため、術後一時的にドライアイになりやすくなります。多くの場合、数ヶ月から1年程度で徐々に改善しますが、症状が続く場合は医師の指示に従い点眼薬で対処します。
Q. ハロー・グレアとは何ですか?
A. ハローは夜間に光の周りに輪(にじみ)が見える現象、グレアは光が異常にまぶしく見える現象です。これらは手術後に起こる可能性がありますが、多くの場合、時間の経過とともに脳が順応し、気にならなくなっていきます。特に夜間運転が多い方は、術前に医師とよく相談しましょう。
Q. 一度治しても、また近視に戻ることはありますか?
A. ごくまれに、矯正した視力の一部が時間と共に低下する(近視の戻り)が起こるケースがあります(全体の数%程度)。術後の目の使い方や、術前の近視の強さなどが影響します。当院では保証制度を設けている場合もありますので、ご確認ください。
費用・保険について
Q. レーシック手術は保険適用ですか?
A. レーシックは公的医療保険(健康保険)の適用外となる自由診療です。そのため、手術費用は全額自己負担となります。
Q. 医療費控除の対象になりますか?
A. はい、レーシック手術費用は医療費控除の対象となります。確定申告を行うことで、所得税の還付や翌年度の住民税の軽減が受けられます。詳しくは税務署や専門家にご確認ください。
Q. 民間の生命保険(医療保険)から給付金が出ますか?
A. 加入されている民間の生命保険や医療保険の契約内容によっては、手術給付金が支払われる場合があります。保険会社によって「屈折矯正手術」が給付対象となるかどうかが異なるため、必ず事前にご加入の保険会社にご確認ください。
ツール